株式会社すまいるほーむ | 社長の独り言
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13.空気触媒(06/12 15:47)


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  空気触媒「セルフィール」 光触媒
紫外線照射 不要。暗所でも有効である 紫外線がなければ効果はない
有機バインダー剤 必要としない 必要とする場合が多い
密着性 洗濯及び擦過に対して優れた耐久性 バインダーの性能に影響される
変色・風合い 変色なし、風合い変化なし 白くなることがある
透明性 無色透明 超薄膜でなければ白濁する
施工 スプレー、浸漬等で簡単 熟練技術が必要
養生 必要としない 必要とする場合が多い
施工コスト 低コスト コスト高
経時的劣化 劣化しない 経時的に劣化することがある
基材の損傷 分解力が緩やかで優しいことから基材を
損傷しない。保護膜機能として有効
分解力が強力であり、基材やバインダーを損傷する可能性がある。
◆消臭効果

セルフィールの酸化還元反応により、シックハウスや臭いのもととなる有害物質を分解し、優れた消臭効果を発揮します。一般に使用される製品は、中和や吸着による効果によるものが多いようです。消臭剤などでよく見られるスプレー式は、吸着剤であっても、中和剤であっても、瞬間的に効果が得られるという点では非常に有効です。

消臭剤はその即効的な効果を継続させるためには定期的に噴霧する必要があり、その効果を長期間維持することはできません。また、消臭剤は壁や天井等の広範囲の対応には不向きです。これらの消臭剤には、多くの場合、無香性と言えども散布直後には若干の香りが残ります。さらにこれらをカーテンや家具などに噴霧し続けると、それらが違う匂いを持ったご経験は無いでしょうか。また、吸着剤で据え置き型のものがありますが、これらも芳香性のものが多いようですし、設置する場所や室内でのインテリアとのマッチングに問題があると感じる方も多いようです。
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<画像:Photo トイレ> <画像:Photo タバコ> <画像:Photo ペット>
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一方、セルフィールは無香性であり、お部屋全体を一度に施工できます。セルフィールは無色透明無臭ですので、お部屋の色調、仕上がり、手触りを一切変えることなく、壁や天井に直接噴霧施工することができます。壁剤には吸着性の性質があるものがあります。有害物質が変化せずにそのままの状態で吸着され、その吸着された問題となる物質が再び室内に舞い戻ることがあります。セルフィールはこれらのものとは違い、臭いの元を分解することでこのような問題を解消します。


◆有害物質の減少効果実験データ
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<画像:有害物質の減少効果実験データ>

◆一般の消臭剤との比較
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<画像:触媒イメージ(セルフィール)>
<画像:↑クリックするとポップアップウィンドウが開きます>
↑(イメージ図)
●セルフィールの場合
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セルフィールは空気触媒です。セルフィールは有害物質を吸着したり、中和したりするものではなく、無害な物質に分解します。セルフィールのその分解過程で消費されず、空気中の水と酸素を利用して有害物質を分解します。従って、この効果は理論的には半永久的に作用し続けます。セルフィールは元の状態のまま維持されますので新たに施工する必要はなく、空気が循環して供給されることで効果は持続します。

↑(イメージ図)
●一般の消臭剤の場合
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一般の消臭剤は、中和や吸着作用による一時的な効果しか望めません。
「中和剤」は、中和が起ればその先の効果を求めることはできません。「吸着剤」は、飽和状態になるとそれ以上は吸着することができません。どちらの場合も、臭いの元が存在する限り、何度も繰り返して対応する必要があります
◆抗菌・防カビ効果

セルフィールの酸化力は雑菌やカビにも有効で、微生物を死滅させ、
カビの増殖を強く抑制します。
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◆セルフィールの抗菌効果
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セルフィールの抗菌効果を日本工業規格JISの「繊維製品の抗菌性試験方法・抗菌効果」(L-1902)の方法に従って試験した(試験機関:財団法人日本紡績検査協会)。試験方法の概略は次の通りです。

セルフィールを含浸させて試験綿布と無加工標準綿布のそれぞれ0.4g(約18mm平方)をバイアル瓶に採取し、これをアルミニウム箔で包んでオートクレーブ滅菌した後、クリーンベンチ内で乾燥させ、滅菌キャップで密栓した。この滅菌試験綿布又は無加工綿布を入れたバイアル瓶に大腸菌又は黄色ブドウ球菌の一定数を接種して密栓した。37±1℃で18±1時間培養したバイアル瓶に、洗い出し用生理食塩水を添加して菌を洗い出した。それぞれの洗い出し液を希釈して寒天培地と混合希釈して37±1℃で24〜48時間培養して生菌数を計測した。大腸菌の接種菌数は17,000個であり、黄色ブドウ球菌の接種菌数は15,000個であった。

下表の結果に示すようにセルフィールを施工した綿布上の大腸菌や黄色ブドウ球菌はほぼ完全に殺菌された。
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□大腸菌 Escherichia coli NBRC 3301に対する抗菌効果
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  培養後の生菌数
無加工綿布(対照) 34,000,000
セルフィール施工綿布 20以下
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□黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus ATCC 6538Pに対する抗菌効果
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  培養後の生菌数
無加工綿布(対照) 7,600,000
セルフィール施工綿布 20以下


◆セルフィールの防カビ効果
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セルフィールの防カビ効果を日本工業規格JISの「繊維製品の抗菌性試験方法・抗菌効果」(L-1902)の方法に準じた下記の方法で試験した(試験機関:財団法人日本紡績検査協会)。

セルフィールを含浸させて試験綿布と無加工標準綿布のそれぞれ0.4g(約18mm平方)をバイアル瓶に採取し、これをアルミニウム箔で包んでオートクレーブ滅菌した後、クリーンベンチ内で乾燥させ、滅菌キャップで密栓した。この滅菌試験綿布又は無加工綿布を入れたバイアル瓶に黒麹カビAspergillus niger の胞子(66,000個)懸濁液を接種して密栓した。27±1℃で18±1時間培養したバイアル瓶に、洗い出し液を添加して洗い出し、洗い出し液中の生菌数を27±1℃で2〜3日間培養して生菌数を計測した。

下表の結果に示すようにセルフィールを施工することにより、綿布上の黒麹カビ(Aspergillus niger)の増殖は強く抑制された。
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□黒麹カビ Aspergillus niger ATCC 6275に対する防カビ効果
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  培養後の生菌数
無加工綿布(対照) 27,000
セルフィール施工綿布 5,200

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